大手日系メーカーや外資系コンサルティング企業の選考で頻出する『グループディスカッション』。
「結構喋れてたんだけどなぁ」
「何が評価されてたんだろう…」
という経験のある方が多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では5つのグループディスカッションの対策法をご紹介します。
▼グループディスカッションがどういうものか知りたい方はこちら▼
目次
4つのグループディスカッション対策法
早速グループディスカッションの対策法をご紹介していきます。ご自身ができそうなものを取捨選択して実践してみてください。
1. 開始前にコミュニケーションを取る
グループディスカッションにおいて発言量は必要最低限の要素です。人事としても発言していない就活生は評価のしようがありません。
しかし発言するのが苦手だったり、手練れた就活生ばかりに発言が集中するケースが多くあります。
その対策の方法としておすすめなのがグループディスカッションが始まる前にコミュニケーションを取るということです。
初対面の人と話すのと知り合いと話すのとでは話やすさが違うことは普段の生活をする上でも実感があるのではないでしょうか?
グループディスカッションでも同じことが言えます。始める前に「この人は喋れる人だな」と思わせることによって開始後も発言しやすいような環境を作っておくことが発言のしやすさに繋がってくるのです。
2. 自分の強みを明確にする
グループディスカッションには様々な評価ポイントがありますが、大きく3つに分けることができます。
- ファシリテーション能力(議論を前に進める力)
- 地頭力(論理的思考能力)
- キャラ力(強い愛嬌または存在感)
これらのポイントの中で自分はどこをアピールできるのかを明確にする必要があります。
例えばファシリテーション能力が強いと感じているならば率先して議論を進行するのが良いですし、地頭力があると考えているならば議論を推進するための発言を随所に入れることを意識するのが良いです。
まず、自分が何に強いのかを理解することこそがグループディスカッション攻略の鍵になるのです。
▼3タイプの立ち回り方についてはこちら▼
グループディスカッションを突破する3タイプの役割(立ち回り方)とは
3. 受けている会社を理解する
グループディスカッションでは軽視されがちですが、面接と同じように受けている会社を理解することは非常に重要になります。
この理由は、会社によって求めている人物像が違うからです。
例えば一部の外資系コンサルティング会社であれば他人を蹴落としてでも正しい意見を通す人が評価されることもありますし、にこにこして他人の意見に同調しているだけで通る日系企業もあります。
面接と同じように受ける会社はどういう理念を持っていて何を大切にしている会社なのかを必ず確認するようにしましょう。
4. 議論の道筋を示す
グループディスカッションで出されるテーマには正しい答えはありません。例えばコンサティング会社で出題されるような「売上を2倍にしない」というようなテーマであっても仮説の元に組み立てるのであって明確な回答は存在しないのです。
この前提を元に考えると、グループディスカッションを行う上での目的設定を行う必要があり、そこまでの道筋を共通理解として人事に示す必要があるのです。
これにより論理的思考能力に長けていると評価してもらえる可能性が大いに高くなるのです。
グループディスカッションを上達させるためには
今回対策記事を紹介しましたが、これらの対策法をぶっつけ本番となるとなかなかハードルが高いのではないでしょうか。
グループディスカッションを上達させるには、面接と同様に実際にグループディスカッションをやることが大切です。更にはフィードバック(自分の悪い点)をもらえる方がなお良いと思います。
仲間通しで行うのも良いと思いますし、SNS等で募るのも良いと思います。是非実際にグループディスカッションの練習をしてみてください。