【コンサル志望必見!】日常のWhy?で高倍率総合コンサル内定!ブログOB訪問#1【前編】

前回までの内定者インタビューのグレードアップバージョン、
すでに社会人になった先輩方にお話を聞いていく、「ブログOB訪問」がスタートします。

これまでと同様に、就活でのエピソードや対策のコツ等を質問させていただくのはもちろん、
就職したからこそ分かることや、業界の特徴などもたくさん教えていただきました!

ぜひ最後まで読んで、参考にしたり、就活のモチベにしたりしてくださいね。

 

今回の先輩は…?

今回お話を聞かせていただくTさんのプロフィールを紹介します。

  • 出身大学…早慶
  • 卒業年度…22卒(現在社会人1年目)
  • 性別…男性
  • 就職先…会計系総合コンサルティングファーム

 

 

――――本日はよろしくお願いいたします。

Tさんこちらこそ、よろしくお願いいたします。

――――今回のインタビューでは、前半で主に就職活動について、後半で主に就職してからの状況について質問させていただきます。よろしくお願いします。

【就職活動について】

就職活動までの流れ

――――早速質問に移らせていただきます。まずは就職活動に入る前の話を少し聞かせてほしいのですが、就活が始まるまではどのような大学生活を送っていらっしゃいましたか?

Tさん:サークルはテニスサークルに所属していて、大会に出たりしていましたし、幹部としてサークル内でのイベントの企画をおこなったりしていました。
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アルバイトではクレジットカード会社で主に事務の仕事をしていましたね。バランスでいうとサークルが4、バイトが6という感じでした。

就活から離れて気づいたこと

――――かなりアルバイトの比重が大きかったんですね。では、ここから就活の話に入ります。まずは、就活を始めてから現在の会社に内定をいただくまでのスケジュールを教えていただけますか?

Tさん:はい。先に言うと少し特殊な動き方をしているのですが…。まず3回生の夏にサマーインターンに何社か参加して、秋ごろから外資系のコンサルの本選考を受けていました。
ただ、冬ごろに自分の自己分析にあまり自信が持てなくなり、自分が本当にやりたいこともわからないまま就職活動を続けることに違和感を感じたので、そこでいったん大学を休学して、就職活動も中断しました。そして留学に行ってみたいな、と思って留学に行ったのですが、その時点でコロナ禍に入ってしまったので、2020年の4月ごろに帰国しました。

 

Tさん:帰国した頃がまたサマーインターンが始まるころだったので、また1から就職活動を始めてみようと思って、インターンへの参加を始め、同じように9月から11月にかけて外資系コンサルの本選考も受けていく中で、現在の会社に内定をいただいた形です。

 

――――なるほど…かなり紆余曲折あった就職活動だったんですね。いったん就職活動から離れて留学をしてみて、改めて気づいたことなどはありましたか?

Tさん:そうですね。中断した理由が、自分が何をやりたいかはっきりわからなかった、ということだったのですが、そんな中でいろいろ考えて、やっぱり商社や金融などでやっていくのには自分には向いていないな、ということを再確認できたことは大きかったですね。あと、留学先で、人生紆余曲折あった中で自分の強みを見つけて生きていっている方とも出会えたので。そのような出会いがあったという点でも留学はしてよかったですね。

 

――――なるほど…!現在は少し難しいですけど、留学はやはり多くの知見が得られますよね。

 

働き始めてからもいろいろな世界が見えるコンサル

――――でも、やりたいことが定まっていない中でも留学前後ともにコンサルを志望していて、最終的にもコンサルに就職を決めていますよね。コンサルを志望した理由は何だったのでしょうか?

Tさん:そうですね。主には2点あって、まず1点目は単純に他業界と比べて待遇面が魅力的だったことですね。もう1点は、コンサルにはモラトリアムとしての側面があるという点があって。僕はやりたいことが定まっていなかったので、働き始めてからやりたいことが見えてくるような職業がいいなと思ったときに、ファーストキャリアとしてコンサルが魅力的だったので、コンサルを志望しました。

 

――――コンサルにモラトリアム的な側面があるという見方もあるんですね。確かに職業柄いろんな仕事をしている人と交流ができる仕事ですもんね。勉強になります…!

 

――――そのほかに候補に上げた業界などはありましたか?

Tさん:食品系のマーケティング業界ですね。これも理由が2点あって、まず僕の出身学部が経済学部の経営学科だったので、専門分野として勉強していく中で純粋にマーケティングが好きになったからです。2点目として、自分自身が趣味で小説を書いたりクリエイティブな活動をするのが好きなので、そういったコンテンツを届ける側の仕事をしてみたいという気持ちがあったから、という点があります。

 

好印象だったインターンは…?

――――私もマーケとコンサル志望なのでめちゃくちゃ親近感わきます(笑) では、インターンはコンサルやマーケを中心に参加していたんですか?

Tさん:いえ、インターンはいろいろな業界を見ていましたね。夏休みの2か月はほぼずっとインターンという感じでした。

 

――――そうなんですね。具体的にどのような企業のインターンに参加していたかお聞きしてもよろしいですか?

Tさん:はい。コンサルティングで言うとPwCさん、金融関係なら三井住友銀行さん、それ以外には楽天さんやネスレさん、森永さんなども受けました。

 

――――かなり有名どころも多いですね…!その中でも印象がよかったインターンはありますか?

Tさん森永さんは、社員さんのコミットメントが大きくてたくさんアドバイスをいただけたり交流したりできてよかったですね。自社の製品を送ってくださって、その商品についてアツく語ってくださったりもしたので、非常に印象がよかったです。今でも乳業系の企業ではかなり好きな企業になっています。

 

――――大人が自分の仕事に誇りを持っている様子って、就活生としてはすごく惹かれますよね。社員さんのコミットメントが大きいという話が出ましたが、インターンでの社員さんのコミットメントは企業によって差がありますか?

Tさん:かなりありますね。それこそコンサル業界は社員さんも忙しい方が多いですし、ベテランの人になると1日に8個とかミーティングが入っている人もたくさんいらっしゃるので、社員さんと関わる時間は1日1~2時間あればいい方という感じでしたね。

 

ーーーーそうなんですね。社風などはインターンを通して掴めましたか?

Tさん:うーん。そもそも社風にはそんなにこだわっていなかったですね。なれ合いみたいな雰囲気がないかどうかは見ていましたが…。インターンに出てくる社員さんって基本的に人事の方で、人事の方は外交的な方が多いですし、人事の方からすると僕たち就活生はお客さんなので、その社員さんだけから社風を完全に読み取るのは無理だと思いますね。

 

――――確かに、数百人、数千人いるうちの何人かだけなので、氷山の一角でしかないですよね。

 

見つけた自分なりの「就活攻略法」

――――ここからは少しテクニック的な話になってしまいますが、ES、面接、GDについて、就活を続けていく中で見つけた攻略法やコツなどがあれば教えてください。

Tさん:まずはESから。これは2点あって、まず1点目は複数の人に見てもらうということです。ひとりの人にずっと添削してもらっていると、視点がその人に依存してしまいます。逆に複数人から指摘された所はよっぽどヤバいということなので、早急に修正することができます。

2点目は、1回書き上げてから日を置くということです。ESってばーーーって書きあげたら達成感で誤字脱字に気づかなくないですか?

 

――――分かります分かります。

 

Tさん誤字脱字のミスや、論理破綻している所にも日を置くことで冷静に見て気づけたりするので、1回書いてから日をおくようにしていました。

 

Tさん:面接に関しては、気を付けていたことは1点ですね。面接が終了したら振り返りシートを作るようにしていました。覚えている限り聞かれた質問とそれに対する自分の返答を書いて、それに対する相手のリアクションも書いて、返答に対する面接官の反応が悪かったならどのような返答だったらよかったのかいくつかパターンを自分で考えます
これを面接を重ねて繰り返していくことで、質問に対する自分の返答のライブラリーの分量がどんどん増えていくことになります。こうすることで面接での対応は安定しました。

 

Tさん:GDでは、ロジカル系・ケース系の本をしっかり読むようにしていました。
インプットがないと適切なアウトプットはできないので、本でしっかりとインプットするのが大切だと思います。

コンサルレベルでのGDなら、日ごろからWhyを大切にするようにしていました。例えば、「どうして楽天モバイルは携帯料金を0円にしているんだろう?」「どうしてこの飲食店はガラガラなんだろう?」等、思いついたことや目についたものについてWhyを考える練習をするようにしていました。

――――日ごろから考えていないとグループディスカッションの場で急に考えることもできないですもんね…!

 

――――コンサル特有のケース面接やフェルミ推定などについてはどうやって対策していましたか?

Tさん:これもさっきのGD の対策で、適切なインプットがないとアウトプットは成立しないので、本をしっかり読むようにしていました。加えて、友達とよくディスカッションをするようにしていました。友達と議論をすることで、自分の視点の欠陥を見つけてもらうこともできますし、他人の着眼点を真似することができます。

 

――――議論の練習、いいですね。でも私は学部の都合上、周囲にあまり就職志望の友人がいないのですが、議論する相手は大学の友達でしたか?

Tさん:いえ、僕も就職志望の友達があまり多くなく、その中でもコンサル志望という人はあまりいなかったので、就活選抜コミュニティの選考を受けに行って、そのコミュニティの中で技術が光っていた人に「一緒に対策しない?」と声をかけて、議論の練習をする友達を見つけていました。

 

GDでの武器はフレームワーク

――――Tさんは弊社のGD練習会でもかつてメンターをしてくださっており、たくさんの就活生を見てきたと思いますが、印象のいい就活生・もったいないなと感じる就活生はどのような就活生でしたか?

Tさん:まず印象がいい就活生ですが、議論を俯瞰して考えることと、ひとつの視点について深く考えることをスイッチできる人ですね。これはなかなか難しいので、これがしっかりできているとかなり印象がよいですね。ひとつの着眼点に終始するのではなく、まず課題や原因をたくさん上げてみよう!という考えができる子はよいなと感じます。

Tさん:逆にもったいないなと感じる子は、発言が少ない子ですね。やはりディスカッションなので、まずは発言してみることが大切だと思います。
もう一つはソリューションありきで課題を考えてしまう子です。例えば「広告打てばいいじゃん!」という解決策を提示してしまって、そこに至る議論や理由が飛ばされてしまっているタイプですね。議論なので、その結論に至る理由をしっかり伝えられるようになるとよいかなと思います。

 

――――ありがとうございます。就活生に対してよくアドバイスしていたことなどはありますか?

Tさん:そうですね…。フレームワークを使ってみよう!という話はよくしていたと思います。フレームワークを乱用して何でもかんでもあてはめていくのはよくありませんが、5W1Hなどの最低限のフレームワークはとりあえず使っていくとよいと思います。

 

――――なるほど。ありがとうございます。

 

前編はここまで。
後編では、就職してからのことをたくさんうかがっていきます。
コンサルに向いている人物像、仕事とプライベートの両立のコツなど、社会人ならではのお話もたくさん話してくださいました!
後編の記事は こちら から!

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