【24卒向け】はじめてのインターン!時期は?服装は?気になる点を解説!【インターンシップ】

「3回生になったし、そろそろ就活に向けて動いていかないと!」と意気込んでいる皆さんも多いのではないでしょうか。

そして就職活動の初めの第一歩と言えば、インターンです。

インターンに行った方がいいことはわかるんだけど、インターンって結局何なの?

インターンってなんで重要なの?

インターンという言葉は知っているものの、実際にどのようなものなのか、はっきりと知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、24卒の学生さん向けに、就職活動入門編として、インターンについてまとめていきます。

1.インターンとは?

インターンってよく聞くけど、結局何をするの?どういうものを指してインターンって言うの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

インターンは、インターンシップの通称です。
インターンシップは、学生側が実際に企業を訪問したり、社員の話を聞いたりして、職業体験を行うイベントのことです。

就職活動が一般に大学4年生の春先に解禁されることに比べ、
ンターンは主に3回生から参加することができ、企業によっては1回生から2回生から参加可能なインターンがあることもあります。

そのため、就活の最初の第一歩として、自分の興味のある業界を見つけたり、就職活動の軸を見つけたりすることに大変有用です。

また、実際に働いている社員の様子を見たり、話を聞いたりすることで志望している企業の雰囲気などを知ることもできます。

さらに、インターンの種類によっては選考に影響のあるものもあり、

インターンシップでの実績によってES合格が確約されたり、面接が免除されたり、
さらには参加者限定のイベントや、参加者だけの早期選考ルートを案内されたり、
また企業によっては人事の社員さんがリクルーターとしてついてくれる場合があります。

 

つまり、

就活の軸が定まっていない就活初心者の人にとっても、
自分のスキルに自信がある就活上級者の人にとっても、
メリットが大きいのがインターンシップなのです。

 

2.インターンの種類

インターンと一口に言っても、様々な種類のものがあります。

ここでは大きく3つに分けて、それぞれの特徴やおすすめの人の特徴について見ていきます。

1Dayインターン

そもそも選考なしで参加できたり、比較的軽めの選考で参加できたりする、お手軽なインターンシップが1Dayインターンシップです。

その名の通り1日もしくは2日で行われることが多く、

内容はほとんどが企業についての説明会社員・社長との座談会グループワークなどが行われることが多いです。
実際に社員さんと関わって業務を体験するというよりは、業界や企業についての理解を深めるための機会として提供されている印象です。

そのため、1回生や2回生といった低学年よりも、就活の準備を開始している3回生以上に向けたイベントであるといえるでしょう。

短期インターンシップ

先ほどの1Dayインターンに比べると少し長めの、数日~2週間程度のインターンです。

グループワークや企業説明などが行われることが多いですが、1Dayインターンシップに比べると密度が濃いものになるため、

インターンシップ内でのパフォーマンスによっては、のちに行われる本選考において面接が免除されるなどの優遇を受けられることがあります。

また、スキルアップやグループディスカッションなどの経験を積む機会にもなるため、3回生以上に限定されず、1回生や2回生でも参加できるものもあります。

さらに、同じグループで成果物を作り上げるので、同じグループの就活生と仲良くなれたり、情報交換ができたりするのも隠れたメリットです。

長期インターンシップ

前に挙げた2つに比べて、かなり長期のものになります。

3か月の企業もあれば、企業によっては大学在学中の4年間ずっとインターンシップを受けることができるところもあります。
実施している企業としてはベンチャー企業が多い傾向にあります。

これは短期のインターンに比べて、業界を知ったり企業について知ったりする側面よりもむしろ、
自分を成長させたり、スキルをアップさせたりすることが目的になります。

これも、学年を問わず何回生でも参加できることが多いです。

 

 

以上のように、大きく分けて3種類のインターンがあります。

大まかにまとめると、

業界研究や企業研究としてインターンに参加したい人→1Dayインターン

自分のスキルアップや知識拡充を目的にインターンに参加したい人→長期インターン

どちらか一方でなく、そのどちらもまんべんなくやりたい人→短期インターン

というように分けられます。

 

3.インターンの実施時期

続いて、インターンの実施時期についてです。

長期インターンは時期という概念がないくらいの長期間で行われているので、ここでは主に1Day、短期インターンにフォーカスして説明していきます。

インターンは午前中から1日全部使って行われることが多い性質上、
大学の長期休みに合わせた夏(7月~9月)や、選考開始前の秋〜冬(10月~2月)に行われることが多いです。

特に大学の夏休み期間に当たる7月~9月にかけて開催されるインターンはサマーインターンともよばれており、この期間に1年で最も多くのインターンが開催されます。

この時期のインターンに参加しておくと、約半年後から解禁される就職活動に、ある程度の知識や情報を持ったうえで参加することができるというわけです。

 

ただし、もちろん参加するためにはまずインターンシップに応募し、選考を経なければなりません。

実際にインターンシップが行われるのは7月から9月なので、応募・選考の開始はもう少し早いです。

インターンの募集の開始は早いところでは4月から、多くの企業では6月ごろから選考の募集が開始されることもありますので、
インターンに参加してみたい会社がある場合は必ずこまめにチェックして、応募し忘れがないようにしましょうね。

 

4.インターンでの服装・マナー

インターンに参加する際には、実際の職場に足を運び、社会人の方たちと交流することになります。
場合によってはインターン先の社長等、重役クラスの方と接することになる可能性もないわけではありません。

その場合に、本選考と同じレベルとまでは言わずとも、常識的なマナーや礼儀作法、服装などに気を付けておく必要があります。

ここでは、インターン先で気を付けておくことについて、項目別にまとめていきます。

服装

インターンで迷うのが服装です。

就職活動なら迷わずスーツを着ますが、
中途半端に「服装自由」「お好きな服装でお越しください」と書かれているとどうしていいかわからなくなりますよね。

今回は企業側からの要望のパターンごとに、おすすめの服装を書いていきます。

もちろん、スーツ指定の際はスーツで参加してくださいね。

 

服装自由、特に服装の指定がない場合

この場合は、スーツで参加するのが無難です。

社会人のビジネスマナーとして、仕事に関連する場所ではスーツを着用するものです。
そし本選考ほどではないにしろ、インターンシップも立派な就職活動の一環です

スーツを着ていて悪い印象になることはありませんが、
スーツを着ていてしかるべき場で私服を着用しているのは悪印象につながる可能性が高いです。
無難にスーツにしておきましょう。

ちなみに、インターンは夏場に行われるものが数多くあるため、クールビズが実施されている企業があることも多いです。

その場合はクールビズに従ってジャケットを脱いだり、男性の場合はネクタイを外していたりしてもかまいません。

ただし、もしもの場合に備えて、かばんの中にネクタイを入れておくと安心ですね。

オンラインインターンでも、服装自由の場合でも7割くらいはスーツを着ている印象ですので、不安な人はとりあえずスーツを着ておけば安心でしょう。

「私服でお越しください」の場合

私服を指定されている場合でも、あまりにカジュアルすぎる服装や奇抜すぎる服装は避けたほうがよいです。

一般的に「オフィスカジュアル」と言われている服装がよいでしょう。

男性の場合はジャケット + 襟付きシャツ + パンツが定番スタイル

 

女性の場合は綺麗めなデザインのトップス、ボトムスは短すぎないスカートやパンツが好ましいでしょう。冬場はジャケットもあるとよいです。

 

色合いは奇抜すぎず、清潔感のある淡い色合いや白のものだと印象がよいです。
かばんや靴などもシンプルなものを選びましょう。

Tシャツや、ジーンズ、サンダルなどは避けましょう。

おしゃれであることよりも、清潔感があることを重視してください。

スーツを販売しているような洋服店のサイトなどでは、インターンシップにふさわしい服装についてより詳しく解説されています。
以下のリンクなどを参考にしてみてください!

【インターン生向け】
https://www.y-aoyama.jp/knowledge/recruit-internship01

 

最低限のマナー

先ほども述べた通り、インターンは就職活動の初めの第一歩ですので、
最低限社会人としてのマナーを身に着けたうえで参加するべきです。

と言っても、そんなに大それたことを要求されることはありません。

●遅刻や無断欠勤をしない

これは今までの学生生活やアルバイト先などでも当たり前のことだったと思います。
時間は必ず守り、やむを得ず遅刻や欠勤をしてしまう場合にも必ず参加する企業に連絡を入れましょう。

●あいさつを明るく

あいさつは社会人というより生きていく上で基本のことです。
インターン先で出会う人には明るくあいさつをしましょう。

●敬語に気を付ける

インターンで接する社会人は目上の方々です。正しい言葉遣いに気を付けましょう。
タメ口は言語道断ですが、普段使っている「マジで」「やばい」など、
砕けた言葉遣いがふとした瞬間に出ないように気をつけましょうね。

●清潔感のある身だしなみ

服装以外の部分でも清潔感を意識することは重要です。

〇男性の場合
・髪の毛はきちんと整える(派手な髪色や、あまりにも長い髪はNG
・ひげをきちんと剃る
〇女性の場合
・髪の毛をきちんと整える(顔回りはすっきりさせた方がよい
・化粧は濃くなりすぎないように気を付ける

 

このような点に気を付けていれば十分です。

当たり前のことを当たり前にできることは、社会人として大前提です。

インターンに向けてこれらのマナーを復習することで、
就職活動が本格化する前に、自分のマナーについて今一度見直すいい機会になると思います。

一つ一つのマナーをおろそかにしないようにしましょう。

 

プラスアルファ

上記の物に加えて、さらにこれができていると印象がいいという点について紹介します。

●インターン後のあいさつ

インターンが終了した後に、企業にインターンのお礼のメールを書くとよいでしょう。

あまり冗長にならないように簡潔にお礼の言葉とインターンに参加した感想を書いておくとよいです。
その際、インターンで得た企業のポジティブな印象やインターンを通して学んだことなど、プラスの印象のことを書くように気を付けましょう。

お礼のメールを書く際には以下の記事も参考にしてみてください!

【保存版!】就活メールの送り方!マナーとOK例・NG例【例文アリ】

●メモを取る習慣をつける

インターンは、自分のスキルアップ、企業・業界研究など、何らかの学びを得るために参加しているものです。

インターンで企業についての話を聞いたり、グループワークをした際に社員の方からフィードバックをいただいたときなどに、
メモを取る姿勢を見せていると、学ぶ姿勢がある学生として印象がよくなります。

逆に、社員の方が時間を割いて話してくださっている内容を、
右から左に聞き流しているような態度をとっていると、社員の方からの印象もよくないですよね。

持ち物に特に指定がなくても、メモとペンは持っておくとよいでしょう。

5.最後に

いかがだったでしょうか。よく分からなかったインターンのことが少しわかってきましたか?

インターンで最初の一歩を踏み出すことができれば、就職活動が本格化した後もマナーや服装に困ることは少なくなると思います。

インターンの現地で学びを得ることはもちろん、
インターンの前後の動きでも「就職活動ってこういう姿勢で挑めばいいんだ!」という学びをたくさん得てくださいね。

 

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