【コンサル志望必見!】コンサル業界徹底解剖

Taka

みなさん、こんにちは!
東京GD練習会のメンター・Taka(@shukatsu_ex)です。

昨今、コンサル業界の人気は過熱しています。ワンキャリアが行った東大生・京大生に対するアンケートでは、人気企業のランキング上位10社のうち、8社をコンサルティングファームが独占しました。

コンサル市場も拡大しており、各社は積極的な採用を行っています。

そこで、今回はコンサル業界を代表する企業について、分析を行っていきます。ここに載っている企業はみな業界内では有名な企業なので、もし興味があれば積極的に選考に受けてみましょう!

コンサル業界の2つのファーム

2つのコンサルティングファーム

「コンサル業界」といっても、実は様々な会社が存在します。今回は一般的な、戦略ファームと総合ファームに分けて説明していきます。

戦略ファーム

ポイント
大手企業の経営層が抱える課題について、コンサルティングを行う。テーマは全社経営戦略、M&A戦略、新興国進出戦略など。

戦略コンサルティングファームには下記のような企業があります。

後ほど各社ごとの特徴について解説いたします。

総合ファーム

ポイント
企業の業務改革のサポートを行う。テーマはプロセス・オペレーション改善、システム導入支援、ビジネス・プロセス・アウトソーシングなど。

総合コンサルティングファームには下記のような企業があります。

それでは、各社ごとの特徴を紹介していきます。

外資系戦略コンサルティングファーム

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)

1963年米国ボストンで設立されたコンサルティングファーム。PPM理論や経験曲線など多くの経営手法を生み出したことで知られる。1966年にいち早く日本オフィスを開設し、日本での知名度も高い。Up or Outが徹底され、徹底的な実力主義を標榜する。他社と比べ、落ち着いた社風といわれており、採用は東大理系院生が圧倒的に多い。採用20名前後

マッキンゼー・アンド・カンパニー

1926年カーニー・アンド・マッキンゼーがA・T・カーニーとマッキンゼー・アンド・カンパニーに分かれる形で設立。大前研一や南場智子など、著名な人材を多数輩出してきたことでも知られる。自社のブランディングにも力を入れており、日本で最も有名なコンサルティングファームの一つ。BCGと比較しエネルギッシュな人が多いともいわれる。ここ数年ITや関西地方への注力で採用数を大幅に増やしている。採用20名前後

ベイン・アンド・カンパニー

ボストン・コンサルティング・グループ、マッキンゼー・アンド・カンパニーと並び、最も有名な戦略コンサルティングファームの一つ。結果主義を理念とする。他社とは異なりITや実行支援分野などに進出せず、戦略案件比率が高いことから採用人数は少ないものの、他社より労働時間などで働きやすいと言われ、入社倍率はかなり高い。採用数名。

A.T.カーニー

1926年に米国シカゴで設立。戦略策定から実行支援まで幅広い範囲の提案を行ってきたため、企業から高い評価を得ている。採用数名。

プライスウォーターハウスクーパーズ・ストラテジー(Strategy&)

1914年に米国でエドゥイン・ブーズにより設立されたブーズ・アンド・カンパニーを2014年にプライスウォーターハウスクーパーズ(pwc)が買収し、発足。先進的なテーマのプロジェクトの実行を重視している。Up or Outが徹底されている一方、面接ではコンサルに珍しく志望動機を重視するともいわれる。採用数名。

EYパルテノン

1991年米国ボストンで設立されたパルテノン・グループをアーンスト・アンド・ヤング(EY)が買収し、発足。M&Aなどのトランザクション戦略に強く、米国では最も初任給が高いことで知られる。2018年から日本での活動を本格化し、ボストンキャリアフォーラム以外からの採用を始めている。採用数名。

アクセンチュア・ストラテジー

テクノロジー分野で強みを持つアクセンチュアの戦略部門。本選考ではアクセンチュアの通常選考で優秀だった人のみ、別途選考に呼ばれる為、新卒採用での採用人数は少ない。採用20名前後。

その他

ローランド・ベルガー、アーサー・D・リトル、オリバーワイマン、ZSアソシエイツ、L.E.K.コンサルティング
採用数名。

日系戦略コンサルティングファーム

ドリーム・インキュベータ

ボストン・コンサルティング・グループの日本代表であった堀紘一が2000年に設立。外資系戦略ファーム並みに入社難易度が高く、優秀な人材が多い。投資事業も行っている。採用数名。

外資系総合コンサルティングファーム

アクセンチュア

世界で43万人の従業員が働く総合コンサルティングファーム。IT支援に強みを持つ。米国でトップの監査法人だったアーサー・アンダーセンから独立し、発足。システム導入支援の雄であり、日本でも知名度が高く、大量に新卒者を採用することで知られる。採用300名弱。

デロイト・トーマツ・コンサルティング(デロイト、DTC)

世界最大総合コンサルティングファーム(Big4)の一角で、特に草分け的存在。日本では(アクセンチュアを除き)最も規模が大きい。人を育てる文化があるといわれる。他社に比べITコンサル案件が少なく、ビジネスコンサル案件が多いといわれる。採用200名弱。

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(EYACC)

Big4の一角。日本最大の監査法人(EY新日本有限監査法人)と結びつきが強く、落ち着いた社員が多いといわれる。グローバルでのプレゼンスは特に高く、ゴールドマン・サックスや他Big4よりも人気が多い。採用100名前後。

Pwcコンサルティング(pwc)

Big4の一角。風通しの良い自由な社風といわれる。採用200名前後。

KPMGコンサルティング(KPMG)

Big4の一角。他Big4より従業員は少ないものの、急速に規模を拡大している。金融や財務に強みがあり、KPMGFASは他FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)の中で就活層への知名度が最も高いといわれる。採用100名前後。

日系総合コンサルティングファーム

アビームコンサルティング

2003年デロイトトゥシュトーマツから脱退し、社名変更。ITに強い。「日本発、アジア初のグローバルファーム」を掲げる。国内最多のSAP認定コンサルタントがいる。近年初任給を上げており、学生から注目を受けている。採用100名前後。

野村総合研究所

野村證券株式会社調査部が1965年に独立し発足。人を育てる文化が強く、新入社員への研修費は日本トップレベル。離職率も低い。採用100名前後。

シグマクシス

三菱商事の出資を受け2008年に設立。ITに強みを持つ。事業投資も行っている。採用50名前後。

ベインカレント・コンサルティング

ITに強みを持つ独立系ファーム。近年急拡大しており、初任給も高くしているため学生からの人気が高くなっている。採用100名前後。

経営共創基盤(IGPI)

ハンズオン型経営支援に強みを持つファーム。BCG出身で有名な経営コンサルタントの一人である冨山和彦によって創設された。採用数名。

まとめ

このように、、コンサル業界は各社様々な色があります。選考を受ける際は、各社の特徴を頭に入れながら、しっかりと対策して臨みましょう。

Taka

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