外資コンサル(ITに強い)秋採用グループディスカッションのテーマ:
「これからここに集まったメンバー(グループディスカッションのメンバー5人)で、何をするか決めてください」主にコミュニケーション力を見ていると思われます。
春採用グループディスカッションのテーマ:
「エレベーターが混んでいて困っているビルのオーナーの相談に乗ってください。」
時間は30分。
論理的思考力とコミュニケーション力を見ています。
この問題、15分で自分で考えて見てください。
「相談の依頼者の想定」と「相談の依頼者の背景」、および「問題点の抽出」がネックとなります。
通常のグループディスカッションのように依頼者や依頼の背景が詳しく設定されていませんので、「問題点の抽出」ばかりに時間を使うと、議論が発散してしまい、大変なことになります(全落ちのグループディスカッションになりかねません)。
問題を分解した結果、「ビルを半分地下に埋める」という発想が出てきてもいいわけです。
これはもちろん現実的ではありませんが、ゼロベースで問題を分解した際、ロジックツリーの3段目あたりにこのような解決策が出てきてもおかしくはありません。
また、グループディスカッション開始後、みんなで相談し、30分のうち最初の5分を各自で考える時間としましたが、それはフィードバックで「面接官は君たちの議論を見に来ている。考える時間を取って議論をしないとは、失礼にあたる」と言われました。
重要な意思決定をする際にバクダンを踏まないようにうまく空気を読むことも必要ですが、これは面接官にもよると思いますので特に気にしなくてもいいかもしれません。某外資系企業では30分のうち10分考える時間を取りましたが、後で「そんなに時間をとるグループは初めてだが、その分よく考えられたグループディスカッションだった」と言われ特にマイナスポイントではなかったようですから。面接官の好みにもよるということです。
グループディスカッションの部屋へは早めに入室し、メンバーとはコミュニケーションを取っておいてください。
明らかにそのための時間と思われる「間」が取られていました。