高倍率のグループディスカッションって、当たり前ですが、よく落ちます。
一人とか二人しか通らないようなグループディスカッションなんですから当然といえば当然です。
しかし、落ちた原因がわからないんじゃ改善の仕方がありませんよね?
そこで 、本記事では高倍率のグループディスカッションに通過するためにどのように振舞えばよいのかということについて述べていきたいと思います。
高倍率グループディスカッションを実施すると言われている企業の例
高倍率グループディスカッションを実施すると言われている企業の例です。
DI(ドリームインキュベータ、コンサル)
P&G(外資系メーカー)マーケティング職、ファイナンス職
実際にこれらのグループディスカッションを受験したところ、高倍率グループディスカッションを突破していくのは以下2タイプに集約されます。
●リーダー(議論を先導するリーダー(タイプAリーダー)と、議論の中盤から、論理展開の矛盾を突いて反撃し、そのまま議論を持っていくリーダー(タイプBリーダー)の2種類)
●フォロワー(参謀(タイプBフォロワー)。リーダーのように積極的に前には出ないが、論理力を有し、リーダータイプと喧嘩せず、パンと意見を言って通し、議論の展開に貢献する人。)
本ブログ上の理論習得では論理的なGDの展開を重視していきますので、特に上記2タイプの能力を磨くのに適しています。
上記2タイプの他には
●キャラ力発揮タイプ(タイプAフォロワー)
というのもあります。
以上3タイプの類型分けをする意味は、
『自分の能力としてこのタイプが向いているんだ』と再認識することで、
その能力がより磨かれることです。
尚スタンスを決めて取り組んだ場合、落ちたグループディスカッションは『自分に合わないんだ』と割り切って、しまいましょう。ただ、就活を通じて自分がどんな人間化、どのタイプが向いていてどのタイプを磨いていくかは決めて取り組むべきですが、グループディスカッションによって若干タイプは変えたほうが良いです。そのあたりの話は、GD練習会に参加して聞いてください。
グループディスカッションで求められるもの
グループディスカッションで見られるポイントとして、
・ファシリテーション能力(議論を前に進める力)
・論理力
・キャラ力(強い愛嬌または存在感)
があるといいました。
このうち上記高倍率グループディスカッションで求められるのは以下のとおりです。次の記事で図示し、詳しく解説します。
●議論を先導するリーダー(タイプAリーダー)
・・・ファシリテーション能力(メンバー間のコミュニケーションを促進する)力と論理力を発揮します。
●参謀(タイプBフォロワー)タイプ、反撃(タイプBリーダー)
・・・論理力(一人で考える力)があることが大前提です。
参謀タイプですが、リーダーを補佐し、議論の流れを良い方向に持っていきます。キャラ力(主に愛嬌)を有します。
反撃タイプですが、議論の流れを展開を変える力を持っているという意味でキャラ力(主に存在感)を有します。
筆者は議論を先導するタイプAリーダーでした。従ってこのブログではタイプAリーダーの能力の磨き方についての記述が多めです。
次は:上記3タイプの立ち位置と能力の関係、グループディスカッションの実例とリーダータイプの振る舞い