「GDの対策方法をしりたい」
「GDの練習方法って何をすればいいの?」
本記事はこのようなお悩みを持っている方に向けて書かれています。
はじめまして。
オンラインGD練習会運営事務局の菊地です。
就活生が避けては通れない選考、グループディスカッション。
グルディスに対して、苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか?
苦手意識を持っている理由として、対策が難しいことが挙げられると思います。
集団でのディスカッションや立ち回りについてどう対策すればいいかわからない、そんな方がほとんどでしょう。
本記事では、そんなお悩みをお持ちの方のためにグループディスカッションの練習方法について解説していきます。
目次
1.なぜグループディスカッションの練習が必要なのか
グループディスカッションの練習はなぜ必要なのでしょうか?
グループディスカッションの練習が必要な理由は以下の5つです。
- 制限時間内に議論を進める力を身に着けられる
- GDの流れがわかる
- テーマごとの進め方がわかる
- 自分が向いている役割がわかる
- クラッシャーへの対策方法がわかる
それぞれについて見ていきましょう。
制限時間内に議論を進める力を身に着けられる
グループディスカッションには、制限時間が設けられます。
通常、30分~1時間で1つのお題について3~5人程度でディスカッションをします。
短い時間という精神的負荷がかかる状況で、議論を進め、1つの結論を導き出さなければなりません。
何度も練習をして、制限時間内に議論を進める力を身に着けるようにしましょう。
練習をしていくうちに、どういうところで時間を使いすぎてしまいやすいのか、どこに気を付ければ時間を守れるのかを把握できるようになりますので、しっかりと練習の回数を積み重ねていくとよいでしょう。
GDの流れがわかる
グループディスカッションを突破するためには、流れを知る必要があります。
流れを知らずに選考に臨んでしまうと、パフォーマンスを最大限発揮できない、なんてことになってしまいます。
そのために、練習を通して流れを知っておく必要があるのです。
グループディスカッションの流れは以下の通りです。
- 自己紹介
- 役割分担を決める
- 前提条件を確認する
- 時間配分をする
- ディスカッションをする
- 発表
グループディスカッションの流れで注意することは、しっかりと前提条件を確認していくということです。
前提条件をしっかりと詰めていくことで、目指すべきゴールが明確になります。
グループ内で意見が分かれたとき、「その前提条件に沿うとどちらがより良いか」の判断基準にもなりえます。
以下の記事で、グループディスカッションの流れについて解説しているので参考にしてみてください。
【23卒必見】グループディスカッション(GD)の流れや進め方
テーマごとの進め方がわかる
グループディスカッションでは、テーマごとに進め方が異なってきます。
どんなテーマが出題されるかは選考当日までわかりません。
ですので、テーマごとの進め方を知っておく必要があります。
何度も練習をしてテーマごとにどのように進めればいいのかを確認するようにしましょう。
グループディスカッションのテーマは、以下の6つに分類されます。
- 主張型
- 課題解決型
- 企画立案型
- 自由討論型
- 選択型
- フェルミ推定型・ケース型
主張型・課題解決型のテーマが出題頻度が高いです。
主張型・課題解決型のテーマは高度な論理思考能力・コミュニケーション能力が必要とされるため、難易度が非常に高いです。
しっかりと進め方を確認して、練習するようにしましょう。
以下の記事で、テーマごとの進め方について解説しているので、参考にしてみてください。
【グループディスカッションの出題テーマ49選】議論の進め方や対策法
自分が向いている役割がわかる
グループディスカッションでは、書記、タイムキーパー、司会のような役割を決めることが多いです。
それぞれの役割で求められる能力が異なってきます。
事前に自分に向いている役割・立ち回り方法を知っておく必要があります。
字が汚いのに書記になってしまうなんてことがあると悲惨な結果になってしまいます。
何度もいろいろな役割で練習して、自分に向いている役割を知るようにしておきましょう。
以下の記事で、役割について解説しているので、参考にしてみてください。
グループディスカッション(GD)の役割について~役割ごとの評価基準~
クラッシャーへの対策方法がわかる
グループディスカッションでは、クラッシャーといわれる議論をぶち壊す人が現れる場合があります。
議論の進行を妨げ、ディスカッションが最後まで進行しないなんてことになりかねません。
また、グループディスカッションでは個人としての能力はもちろん、グループ全体で評価されることも多いため、
誰かひとりクラッシャーがいると自分の評価が下がることにもつながってきます。
ですので、クラッシャーへの対策方法を知り、議論を進行させる方法を知っておく必要があるのです。
練習を通じて、クラッシャーへの対策方法を身に着けるようにしましょう。
以下、クラッシャーへの対策方法を解説しているので、参考にしてみてください。
グループディスカッションのクラッシャー8選!タイプ別対策法について解説
グループディスカッションの練習方法10選
ここまで読んできて、グループディスカッションの練習の大切さをお分かりいただけたかと思います。
では、どのようにグループディスカッションを練習していけばよいのでしょうか?
グループディスカッションの練習方法として以下の10個が挙げられます。
- 友達と練習する
- GD練習イベントに参加する
- 企業の選考で練習する
- キャリアセンターで練習する
- 対策本を購入して対策する
- Youtubeで勉強する
- 頻出テーマを調べておく
- 授業やゼミを活用する
- ニュース・新聞をチェックする
- SNSで様々な意見を知る
それぞれについて見ていきましょう。
友達と練習する
同じ大学の友達とテーマを決めて練習をするという方法があります。
普段慣れ親しんだ友達ですが、初めて出会ったと仮定して取り組むと良いでしょう。
初めて出会ったと仮定することで、より実践的な練習が可能になります。
また、同じ業界を目指す友達と練習することをおすすめします。
同じ業界であれば、テーマや評価基準が近い場合が多いので、質の高い練習が可能になります。
練習をする際には、就活情報サイトなどで志望企業の過去の選考で使われたテーマを調べて使うと、傾向をある程度予測できてよいでしょう。
(ちなみに私は、企業の過去問を調べたら選択型ばかりで、なるほどこの企業は選択型の企業なんだ!と思って挑んだGDでごりっごりの課題解決型を出されて困惑したことがあります。あくまで傾向は参考程度にとどめましょう!笑)
GD練習イベントに参加する
グループディスカッションの練習イベントに参加するという方法があります。
初めて出会う人と本番さながらの環境で練習することが可能です。
私たちRecruitHubの練習会では、有名企業の内定者にその場でアドバイスを貰うことができます。
オンラインの練習会もあるので、気軽に参加してみると良いでしょう。
企業の選考で練習する
本命でない企業の選考で練習するという方法があります。特にインターンシップの選考に参加するのは本選考前の非常にいい練習になります!
グループディスカッションの練習のため、と割り切って参加すると良いでしょう。
実際の選考と同じ環境で、練習することができるのでおすすめの方法です。
面接官からのフィードバックが貰えるので、それを第一志望の選考に生かすこともできます。
場に慣れることができますし、実際に選考に受かれば自信にもつながります。
第一希望の選考を受ける前に、いくつか選考を受けておくと良いでしょう。
キャリアセンターで練習する
大学のキャリアセンターでは、就活生のサポートを行っています。
ESの対策、面接の対策、就職先の相談からインターンイベントの申込などが可能です。
近年、キャリアセンターにてグループディスカッションの対策講座が設けられていることが多いです。
多くの就活生を見てきているキャリアセンターの方々からアドバイスを貰うことができます。
また、授業・ゼミの空き時間に参加できるのでおすすめです。
対策本を購入して対策する
対策本を購入して、対策するという方法があります。
以下のタイプの対策本を買うと良いかと思います。
- ケース問題の対策本
- グループディスカッションの対策本
それぞれについて見ていきましょう。
ケース問題の対策本
ケース問題とは、与えられた問いに対し、制限時間内に解決策を提示する面接形式のことです。
コンサルティングファームが出題することが多いです。
グループディスカッションでもよく似たお題が出されることが多いため、ケース問題の本を買って対策をすることをお勧めします。
ケース問題には、以下のような問題があります。
「マクドナルドの売り上げを上げるには?」
「カフェの売上を1.2倍にせよ」
課題解決型のグループディスカッションに非常によく似ていますね。
グループディスカッションでいい意見を出せるようになるには、自分一人でもある程度その問題について考えられる力が必要になります。
面倒くさがらずに対策することで、グループディスカッションでの周りのメンバーに差をつけることができますよ!
グループディスカッションの対策本
グループディスカッションの対策本を読むことは重要です。
役割や立ち回り・議論の進め方について深く知ることができます。
Youtubeで勉強する
Youtubeを見て勉強をするというやり方があります。
最近、就活系Youtubeチャンネルが増えており、Youtubeで就活の対策をするといったことが可能です。
グループディスカッションの動画も多くあるので、是非見てみてください。
隙間時間にグループディスカッションの対策ができるのでおすすめです。
▼こちらの動画などおすすめです
頻出テーマを調べておく
頻出テーマについて事前に知っておくようにしましょう。
知るだけでなく、テーマに対しどう議論を進めるかを考えると良いでしょう。
以下の記事で、グループディスカッションのテーマを解説しているので、読んでみてください。
【グループディスカッションの出題テーマ49選】議論の進め方や対策法
授業やゼミを活用する
大学の授業やゼミを活用するというやり方です。
ディスカッションが中心の授業を取ることを意識して履修を組めば、単位も取れてグループディスカッションの練習もできるという一石二鳥現象が起きます!
授業内でのディスカッションを何度も経験することで、ディスカッション内での立ち回りに慣れることができ、選考のグループディスカッションの突破力を身に着けることができます。
授業・ゼミでのディスカッションでは、自分の立ち回り・役割を意識しながら全員の意見をまとめることを意識すると良いでしょう。
ニュース・新聞をチェックする
グループディスカッションのお題は、社会・政治・ビジネスなどに関わるものがほとんどです。
新聞やニュースをチェックすることで、社会・政治・ビジネスにおいてどのような意思決定がなされるかを知ることができます。
社会・政治・ビジネスにおける意思決定の方法を学ぶことで、実際のグループディスカッションにも生かすことができます。
おすすめのニュース媒体は、NewsPicksとSmartNewsです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本記事ではグループディスカッションの練習方法について解説してきました。
本記事の内容を活かし、選考突破力を身に着けてくださいね。